犬のしつけに役立つ犬の気持ち

犬のしつけとは

犬のしつけとは一般的な考えでいうと、【人間に対して言うことをきかせる】と思っていらっしゃる方が多いようです。
そのためか、【ウチの犬はバカだから】ですとか、【まったく言うことを聞いてくれない】といったことをおっしゃる方が非常に多いようです。つまり問題行動で悩んでいるのです。
それで【自分ではもうどうしようもない】から、【訓練所に預ける】方法をとられることでしょう。
そして帰ってきた頃には、なるほど命令を理解する子になって帰ってきます。
しかし、肝心の問題行動はとらなくなったかというと・・・・残念ながらムダに終わった方も多数存在します。
それで【仕方ない】と諦める方もいらっしゃれば、【もう一度】と預ける方もいらっしゃいます。
どうしてうまくいかないのか・・・それは人間思考の犬の付き合い方・接し方をしているからなのです。
犬は人間とは違います。人間も犬とは違います。当たり前なのです。同じ動物は動物でも、考え方、言葉の違いがあるからなのです。ですが人も犬も同じ気持ちを持っています。
その表現の仕方が、人と犬では明らかに異なるのです。
しつけ・しつけ・しつけ・・・・人間主体の考え方をしていても、愛犬には届かないのです。
犬のしつけとは、まずは相手の気持ちを理解することから始めなければいけません。
犬の気持ちを理解するということは、【犬の言葉の意味】を理解することなのです。
そうすることによって、愛犬がどのような気持ちを私たち飼い主に伝えてきているのか、すぐに気づくはずです。
犬の言葉は人間の言葉とはまったく正反対の意味を持つものがいくつもあります。
そのような言葉の意味を理解していれば、勘違いして注意する必要もなくなりますし、そのような飼い主に対して、信頼を持ってくるようになります。
つまり、飼い主に従うようになるのです。この状態になったとき、初めて本来のしつけを開始すれば良いのです。
犬のしつけ=犬を理解する=飼い主の勉強から始まるのです。

犬の気持ちを理解する前に

犬はバカではありません。思っている何倍も賢いのです。
犬の気持ち=声・行動・仕草・・・いわゆるボディーランゲージを使って、非常に多くの気持ちを伝えてきます。
つまり、素晴らしいほど巧みに感情表現をするということです。
そのようなとても賢い(であるべきはずの)犬に対し、私たち人間は犬の言葉を理解させないまま飼育しているケースがほとんどです。
【犬の言葉は犬しか教えることが出来ない】のです。人間がいくら教えようとしても、犬同士のようにそんなにうまくいきません。
しかも、ある一定の時期を過ぎると、犬の言葉を理解させるには、ほぼ無理なのです。
それではどうすればよいのか、それは非常に簡単なことなのです。
私たち人間が人間の社会性を身につけるために、集団行動をとります。
父母・家族・兄弟・友人・・・・・。
これを生まれて間もない子犬たちに同じ環境を与えてあげることなのです。
子犬の時期から母親から引き離し、そして人間の手によって育てる。これが今の日本の動物販売業の現状です。
それをある一定の期間、少なくとも母親・兄弟姉妹と一緒に過ごさせ、犬の社会の仕組みを理解させることが、犬のしつけには非常に重要なのです。
犬の社会の仕組み=犬の社会性を身につけた子犬は、じつに様々なボディーランゲージを使って、私たちに自分の気持ちを伝えてきます。
犬のしつけを考える前の、第一段階。犬に感情表現する言葉を理解させる=【犬の社会性】【犬の刷り込み】を大切に考え、そして感情表現豊かな犬から、犬の気持ちを理解する飼い主に鳴ることが出来ます。