犬の気持ちが解るサイト 犬の行動や感情表現を理解する

■犬が集中しているとき

犬が集中している画像
  • 安全度★★★★★
  • 危険度☆☆☆☆☆
  • 不安・不満度☆☆☆☆☆
  • 注目する体の部位
  • 口・口元・舌・目・耳・体全体
  • 意味
  • 周囲に不安を感じることなく、何かに集中しているときにとる仕草

犬が集中しているとき

喜びを感じながら目標物を見つめているとき、このようなリラックス(笑顔)状態の様子を見せます。おやつを貰えるときが、このような状態になります。他にもボール遊びなどの前の状態のときに見せる行動です。喜びを表しながらとる取る行為を本サイトでは集中と記しています。
※ただしこれはリラックスした状態で、周囲の様子を観察するときに見せる行為は、集中ではなく観察として。心の不安を感じる場合は、注意として本サイトに記載しています。

集中のポイント

目:対象物に対し目を見開き注目している
耳:対象物に対し、目と同一方向を向いている
口:やや口を開き、口元は僅かに力が入っている
舌:やや出した状態。
体全体:すぐに反応できるよう、構えている。

観察するところ

リラックス(笑顔)状態と同じような感じにも見えますが、この集中しているときの目は、しっかりと目標物を見つめ、耳も目標物の方を向いています。つまり、目と耳の向く方向が正面であること。
そしてすぐにでも動き出す準備のため、リラックス時とくらべ、足に僅かな筋肉の動きが見えます。画像後方の犬は、僅かに片足を上げ、いつでも飛び出せるような状態にしています。前足のどちらかに体重移動をして、片方の前足はすぐに踏み出せるようなかたちにしている場合が多いのですが、立った状態の場合、やはりどちらかの前足を地面から僅かに浮き、すぐに動き出せるようにしています。

この集中を利用して別の感情を探る

集中力があればあるほど、動きを止めます。たとえばボールを投げの時、ずっとボールに集中してムダのない動きを見せる犬ほど、集中力が高く、いつまでもボール遊びを行える犬です。
そのような犬はムダのない行動を見せますので、誰よりも先にボールをとることができます。
このようなときに、じつに様々な行動を取るのが犬なのです。これによって信頼関係の強弱も解りますし、もちろん性格も解ります。
強く要求吠えする犬。甘えた声で要求吠えしてくる犬。ヒンヒンヒンと声を出す犬。じっと静かに待ち、次の行動を待つ犬。飛びかかってきたりする犬。スワレをした状態で待つ犬。立ったまま待つ犬。それらすべて色々な意味がありますので、当サイトの該当ページでご確認下さい。

ホワイトシェパードと過ごして得た知識

ホワイトシェパードという犬種を群れで飼育していますと、実に様々な性格を持ち、まったく同じ性格である犬というのは、まずあり得ません。確かに父犬や母犬に似た性格を持ってはいますが、基本的にその群れの立場上によっては、まるでバラバラであると言えます。集中力の強い子ほど、人間の言葉を理解する能力が強いこともあります。但し、犬が色々な経験をして身につけた知識のおかげで、自分自身に対する自信の強さによって、その集中力に磨きをかけているのです。もちろん飼い主との強い信頼関係を持っているのが基本となります。
愛犬の集中力を磨くには、喜びを感じさせて色々なことを経験させるのが一番です。
怒ったり体罰を持って教えようとすると、まず理解することが不可能です。
不安・恐怖を与えるだけで、まったく役に立たない犬の育て方です。
逆に喜びを感じさせて行動させると、いつの間にか人間の言葉の意味を覚えてしまっています。
ホワイトシェパードはこの集中力が非常に強く、そのために冷静に判断できる犬種です。
ただし、これも犬の社会性(刷り込み)を身につけた犬に限ります。